習い事をしているお子さんが、壁にぶつかった時に薦めてあげてはいかがでしょうか。
お話は、バイオリンのお稽古をしたいと自分で決めて始めた女の子が主人公ですが、内容を読むうちにすべての事にいえるお話だと思いました。
楽器ばかりではなく、サッカーも野球もお習字も英会話も空手を習っている子にも伝わるお話だと思います。
練習を休んだら、すぐに下手になっちゃう。
だから、毎日、練習、練習。
どんなに練習してもうまく弾けなくて・・・・・・。
つぎに弾くときには、曲を全部お覚えちゃってるの。
すごいでしょ。
なんだか、魔法みたい。
このページになるほどな〜、確かにそうだわ、と思いました。
レッスンのレベルが上がってきて、行き詰った主人公を救ってくれたのは、ほかでもないバイオリンでした。
ここからのお話は、私自身の経験を思い出しグッときました。
ひとつのことをやり遂げることは難しいけれども、実りの多いこともこの絵本から伝わってきます。