2歳の息子はスモールさんが大好きです。シリーズの本をベッドの脇に並べて喜んだりしています。ちょっと小さめのサイズというのも、ちいさな手で持つのにぴったりで、息子が気に入っている理由の一つかもしれません。
このシリーズは、「くまさんシリーズ」と同様、日々のものごとの手順をひとつひとつ淡々と描いていているところに、その魅力があると思います。スモールさんのまじめで勤勉な様子を見ているだけで、なんだか満ち足りた気持ちになり、癒されます。今回も、農場で働くスモールさんが春・夏・秋・冬にどのように生活しているか、詳しく描かれていました。とにかくたくさんの仕事があるのですが、1つ1つを淡々とこなしていくスモールさんには頭が下がります。
息子は裏表紙のスモールさんの農場の地図がお気に入りです。スモールさんが通る道をじぶんでいったりきたりしてあれこれ想像しているようです。