挿絵全てがモノクロですが、名作との評価だったので、ぜひ読んでみたいと思っていました。これは想像の世界のお話だという事が最後でわかりましたが、すっかり親子で現実としてみてしまうほど、のめり込みました。この本が素晴らしいと思ったところの1つに、「〇〇いろの□□」という表現が度々出てきます。
モノクロなのに、色の説明があるところが聞き手に想像力を働かせ、絵本の中の世界を自分の中にしっかり取り込むことが出来るところです。また、想像力に働き掛けるに足る充分な細かい描写もされています。
登場する動物すべてに、様々な表情があります。絵本の世界に吸い込まれそうです。
ゆっくりゆっくり読み進めると、より一層この絵本の魅力を感じられると思います。
子どもは動物たちがロンドンブリッジを作っているところがとてもお気に入りです。