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もりのなか」 コルクさんの声

もりのなか 文・絵:マリー・ホール・エッツ
訳:まさき るりこ
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1963年12月
ISBN:9784834000160
評価スコア 4.59
評価ランキング 5,287
みんなの声 総数 211
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  • ドカンと。

    • コルクさん
    • 20代
    • その他の方
    • 埼玉県

    とっても不思議な話でした。
    読み始めは正直「微妙かも・・・」と思ってたんですが、最後の最後に、ドカンと見事に引き込まれました。
    森の中でたくさんの動物に出会って、仲良く遊びました。終わり。ではないんですよねー。
    モノクロなのも、この絵本の世界観にピッタリです。

    最後、かくれんぼでオニになった「ぼく」が「もういいかい!」と目を開けたら…えっ?
    このシーンで、本なのに静寂を肌で感じました。驚くくらい。
     
    じゃあなんで最後はあぁなったのか。
    ということを考えると、人それぞれの解釈がありそうで面白いです☆
    (まだ読んでない方は、読んだ後ぜひ考えてみて下さい!)
    遊んでいた動物たちは本当は存在せず、実は全て「ぼく」の夢だった。とか、また今度「ぼく」が森に遊びに来てくれるように、鬼ごっこを先延ばしにした。とか。
    自分で未知の世界へと進んでいけば、たくさんの友達に出会える。とか。これは私の考えですが(^^)

    それから!何も言わない「うさぎ」!
    私の中で1番引っかかるんです、この子。
    歩いている時も、かくれんぼの時も「ぼく」のそばにいる。
    なぜだろう・・・
    きっと何かのシンボルなんだろうな。と深読みまでしてしまいます。(考えすぎかな;)

    物語の内容としては、すごく単純なのですが、実はかなり深い作品だと思います。
    それが長い間愛され続けている理由の一つなんでしょうね。

    投稿日:2006/06/29

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