のりものでさ〜っと移動していては
わからないかもしれないが
森は小さな命の集合体だと思う。
昔 私が成人するまでは確かまだ
田んぼの農道は舗装されておらず
ガタガタ道だった。
それがふと気づけば 山奥の山村の
田んぼ道まで舗装してあるこの頃。
遠くからは山奥に見えても
山に行けばどこまでも舗装され、
車社会で利用しやすいように開拓されているのだ。
今、平野部に近いそこらへんの山も
どこを見ても山を削り取って取り去っている。
昔からある山を 私達の世代で消滅させてしまう行為
私は痛々しくて見ていられない。
孫子の時代にずっと自然を残さなければ
いけないと思うのに
早い者がちとばかりに わがままに自然を破壊する。
そんな大それた ばちあたりな人間の行動に
いったいどれだけの命が抹殺されているのか。
人間こそ地球の害虫だと思えてくる。