マーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本は、ほんとにセンスがいいですね。
外国の子どもたちはこんな絵本ばかりを読んでいるのかな〜。
詩のようなリズムのある言葉が耳に優しいです。(訳も秀逸!)
動物たちに「どこにいってた?」と聞いていくのですが、
みんなのんびりした答えなのが好きです。
「ぶらぶらしてた」とか「うたってた」「およぎたいとこでおよぐんだ」・・・
ライオンでさえ「のんびりねてた」ですもの!
黒一色の中に、赤を効かせた、リアルな絵もステキです。
この絵本は、子どもの好みではなく、親の私の趣味で選んだのですが・・・
1才10ヶ月の息子には、けっこうページが多く、同じ繰り返しが長く続くので、ちょっと飽きてしまうみたいです。
眠いときなどに読んであげると、最後まで聞いてくれるのですが、元気なときは脱走してしまいます。
「おやすみなさいおつきさま」もそうだったので、
(同じ作者の)こちらもそうなのか〜って感じです。
もう少し大きくなったら落ち着いて聞いてくれるかな?
2歳の今。
何度も繰り返すうちに、耳になじんでお気に入りになってきたようで、
今では息子の寝かしつけの定番になりました。
このまましばらくは気に召さないままかな〜って思っていたので、
短期間にこんなに変化があるなんてびっくりです。
座っているうさぎを見て「おっちん」と言ったり、
てんとう虫やいちご(赤で描かれている部分が多い)を指差して「これは?」と言ったり、楽しんでいます。
黒と赤だけのシンプルな絵でも、子どもをひきつけるものがあるんですね。
詩的な文章も、不思議と優しい声で読めて気に入っています。