マーガレット・ワイズ・ブラウンの文、バーバラ・クーニーの絵による1952年の作品です。
原題は、「Where have you been?」
どこへ いってた?という問いに登場する動物達が答えるという物語です。
いつもながらのマーガレットのテンポの良い美しい文章ですが、内田 莉莎子さんの訳がさらに際立たせているように感じます。
バーバラ・クーニーの絵は、黒を基調としながら効果的に赤を配していて、とても奇麗で見る者を引き付けること受けあいです。
子供だけの絵本の絵と位置づけるのには、勿体ないくらいの出来映えだと思います。
子供を知り尽くしたコンビによる名作で、2歳くらいからオススメできると思います。