アメリカの作品ではありますが、まるで昭和から平成へ時の移り変わり
を見ているようでした。
好奇心が強く心優しいマリーは素敵なお母さんになり、
その子マリアはさらに好奇心が強く、活発な娘になりました。
ネズミも同じようにネズネズを育てたのでしょう。
読んでいる間中、顔の筋肉がゆるみっぱなしでした。
最初のページを開いた瞬間から、挿絵のとりこになりました。
隅々まで丁寧に描きこまれている上に、よくよく見るとネズミさん
たちの生活は『借りぐらしのアリエッティ』を彷彿とさせるような
こころにくいインテリア。
画家さんの紹介をみると、私の大好きな『ダニエルのふしぎな絵』の
作者のバーバラ・マクリントックさんではないですか!!
納得です。