梅雨の季節のおともだち、かたつむりのお話。
かたつむりのツムーリは、引っ越していったかえるのエールくんの
新しいおうちへ遊びに行きます。
新しいおうちは、水玉模様の屋根の素敵なおうち。
ツムーリは、うらやましくなってきます。
そこで、ともだちのエールくんは、ツムーリのために、
新しいおうちを作ってあげます。
エールくんが作ってくれたちいさなおうちは、エールくんちとお揃い。
エールくんの優しい気持ちがこもったおうち。
とっても素敵だな〜って思いました。
でも、新しい木のおうちは、自分の思うように動けません。
そうなんだ。
自分にとって一番あっているのは、うずまきのおうち。
取り替えてみて、初めてその良さがわかったツムーリ。
そういうことってありますよね。
大切なものって、あまりにも自然とそこにあったりするので、
気付きにくい。
おうちを取り替えることで、今までのおうちが一番いいってことに
気付くことが出来て、良かったねって思いました。
エールくんも、ぴかぴかひかるうずまきのおうちの良さを知っていたので、
いい友達がいてうらやましいなって思いました。
雨の降る中、2匹の歌声が幸せそうで嬉しくなりました。