私の幼い頃、トンネルがとっても好きだったことを思い出させてくれる作品でした。
車で通っても、電車で通っても、とにかくワクワク感いっぱいでした。
友だちが、両手を合わせ上にあげ作ってくれるトンネルもドキドキしながら通っていた記憶があります。
さて、お話は可愛いねずみのプララちゃんが、赤い自動車に乗って、公園のジャングルジムを通り越し、お砂場にできている大きなトンネルに入ったら、・・・・・・。
暗闇の中に入るだけでワクワクしちゃうのがトンネルですが、もう本当に別世界でした。
吊り橋も、池の中も魅力的でしたが、私は森を抜けて、お月様が見える見開きが好きです。
小さい読者さんは、これからトンネルに入る機会がある度に、プララちゃんと同じような経験を期待しちゃうのではないでしょうか。
いや、もっとすごい世界に行っちゃうかもしれませんね。