昭和初期の大和地方を舞台にした物語だとか。とても人情味を感じるのですが、読む前から難しさを感じていたら…。
関西のイントネーション、方言をうまくこなせないことにもよるのですが、今少し聞き手は乗ってきません。力のこもったとも思える絵も難しいとの反応。
絵がもう少し軽ければ、人情味が表に出たようにも思えるのですが。絵も頑張りすぎ。
にわとりをキツネにとられたと早合点したせいやん。キツネと仲の良いまんけはん。
話はまんけはんと、取り巻く人々とでキツネやぶの中での宴会にまで発展します。
コテコテ感は否めないのですが、個性的な絵本だけにツボにはまる人もいるかと思いました。