戦争を追われて
よその国に行き貧しいながらも
生き抜いたという作者の自伝絵本です。
食べるものもないのに
お父さんはある日ちずを買ってきました。
同居している夫婦は食事をしているのに
地図を買ってきてしまったせいで
その日の食事はなく怒るのです。
でもその地図が少年にもたらしたのは
素晴らしく強い生きる力でした。
地図の前で様々な国を想像し地図に入っていくような
どこにでも行けるようななんでも食べれるような
すてきな空想の旅をもらたしたのです。
お父さんは本当に素敵なものを買ってきました。
私たちは貧しさをしらない時代に生まれ
何不自由なく生活してます。
でもそこにこの少年のような強い生きる力はあるでしょうか?
豊かであることに安心しものにあふれることに慣れてしまっている
日常をすこし反省しながら読みました