毎朝クレヨンがすこしずついなくなってしまうという不思議な事件が起こり、みんな不安に思っていると、ついに残されたクレヨンはくろくんだけとなってしまいました。
くろくんは一人、みんなを探し始めました。迷わないように線を引きながら進んでいきます。犯人はいったい誰?みんなはどこにいるんだろう?読んでる私たちもドキドキの展開です。
たどりついた先はねずみのおうちでした。そこでクレヨンたちは、困っているねずみを助けようとがんばっていたのでした。そこへくろくんの登場で一つのアイデアがうまれます。
ねずみのおうちでクレヨンたちは何をしていたのか、それは読んでのお楽しみですが、ちょっぴりさびしいけれど、とっても心温まるお話で、読むと心にジーンときました。
一緒に読んだ息子も、読後はしんみりしていました。