お化け、というタイトルで、くれよんが1本ずつなくなっていくという不思議な話で、ドキドキしながら読み進めると、ねずみのおじいさんが死んでしまう、という結末で、読んでいた私の方がびっくりしました。。
子どもは最初はあまりよくわかっていないようだったけど、私は絵本でこんな悲しい結末にしなくてもいいのに、とちょっと暗いイメージをもちました。
しかし、数か月たって再度息子(4歳3か月)が持ってきたので読むと息子が号泣。おじいさんがかわいそう、と。。誰だっていつか死ぬよ、というと「ママも死ぬの?さみしい」と、、「いつか死ぬけど、○○が大人になるまでは死なないよ、元気で一緒にいるよ」と話しました。
戦隊モノが好きで「死ぬ!」とかよく言っているので心配していましたが、いつのまにか「死」を悲しいことと理解していると知り、成長を感じました。
明るいタッチの絵本なのに死という思いテーマを扱っており、とてもいい本だと思います。
知り合いの子がとっても好きで小6まで手元に置いて何度も何度も読んでいた、と言って譲り受けたのですが、息子と「死」について教えることができ、私にとってもとても意義深い本となりました。大切にしたいと思います。