大好きなたまごにいちゃんシリーズ。
図書館から借りてきて、4歳と8歳の娘たちと読みました。
今回のたまごにいちゃんのたまごの色はなんと金色!
どんなたまごにいちゃんかと思いきや、
親の期待を一心に背負って葛藤する
いつもとはちょっと違うタイプのたまごにいちゃんでした。
“こんな僕じゃだめ?金のたまごじゃないと悲しい?”
たまごにいちゃんが泣きながら言ったこのセリフがとても印象的でした。
今回のお話は子供向けではなく、親が読むと心に響きますね。
8歳の長女も、「今回のお話は、いつもとなんだか違うねぇ」と言っていました。
4歳の次女は、いっぱい走っていっぱい転び、
ちょっとけがもしちゃうたまごにいちゃんが自分と同じだ!と言っていました。
そして2人とも、最後の“伝説”に笑っていました(^^)。
親が先回りして危険を取り払ってしまうのではなく、
ありのままの子供を愛して受け止めることの大切さを改めて教えてくれる一冊でした。