はなびやさんのように、ハンスが金のかたまりと馬を交換し、
どんどん交換して行くのを見て、
わらしべ長者のような成り行きなのかな?と思って読んでいました。
しかし、人に出会うたびに持っているものを交換し、損していく。
もし、ハンスの母親だったらどう出迎えたろうと考えました。
7年も離れて、寂しいながらも一生懸命働いた息子が、
なぜ金の塊から、最後はこうなってしまったのか聞くと、
「ばかじゃないか」と言ってしまいそうで。
最後まで、「しあわせなハンス」が皮肉のようにしか受け取れません。
幸せってなんでしょう。
私の心が狭いのか、
まだ寛大に受け止めれない自分がいますが、
もう少ししたらまた違う感想を持てるのか、考えさせられます。