「おれたち、ともだち!」シリーズ から秋に読みたい作品です。
毎回ファッショナブルなキツネの洋服に吹き出します。
どんぐりのような帽子に栗のプリント柄の服が可愛い。
今回は、始まりからあの愉快な即興歌。
でも、クマさんを揶揄する内容に???でした。
が、な〜るほど、このお話の筋だとこうなるわけですねぇ〜。
怪我したクマを助けたいオオカミが「やさしい やつ」なんてみんなに気づかれたくないために、キツネとの遊びも早めに切り上げ、かいがいしくクマさんの看病です。
遊びの時間の短いことに不満を漏らし帰るキツネの後姿に、かけるオオカミの男前なセリフに爆笑です。
キツネの「ぼくの ほかにも いい ともだちが できたの?」っていうセリフにも大笑い。
それって、彼女が彼氏の微妙な変化に気づいて、詰め寄るときのセリフでしょ?って突っ込みたくなりました。
ラストで、栗を踏まないように歩いているオオカミの優しさに後ろから気づいちゃうキツネは、やっぱりオオカミの最高の理解者だな〜ってジーンとしてしまいました。