「いるか いないか わからないでしょ、それが わたし」
そうはなすのは、森にすむケムリンさん。
森で起こる不思議なできごと。
危険を回避してくれたり、みんなの気持ちを穏やかにしてくれたり。
誰にも見えないけど、みんな知っているケムリンさんの存在。
妖精?神様?
人って何かあれば、“何か”にお願いしてしまいますよね!
このさりげなさ、姿、すごく神秘的な感じがしていいです。
女の子が想い描く世界が、目の前に現れたってカンジです。
「そうそうそう!ぜったいいるの。わたしには、わかるの! 」
そんな世界です。
いるか いないか わからない 素敵なケムリンさん。
心が穏やかになる お休み前にピッタリの絵本です。