『ぼく、あめふりお』の大森先生のてるてるぼうず第二弾です。
今回の主人公は、傘も知らない、“はれおんなのてるてる坊主”ピーカンちゃん。
夏休みになって、畑のお世話。でも、お野菜みんな元気がないの。
そこへボッ ボッ ボッ 空からたくさんのお水が……。
“行くところいつも雨のてるてる坊主”あめふりおくんも登場して、
ピーカンちゃん初めての雨体験。
ピーカンちゃんのアクティブなこと、こちらも楽しくなってきます。日照り続きの畑の作物の様子も、リアルです。
初めての傘遊び、ピーカン号での飛行、文字通り傘での落下。どれもこれも、元気で可愛らしくて、こちらも元気をもらいます。
お話の展開が早く、ポンポンポ〜ンっていうリズムで読めちゃいます。
見返しには、ピーカン号の作り方まで。
それにしても、『ぼく、あめふりお』の初版発行日が6月6日で、『あたし、ピーカンちゃん』の初版発行日が7月7日なんて、オシャレ
ですね〜。
ご近所の4歳6歳の姉妹に読みましたら、落下傘シーンがおおうけでした。
『ぼく、あめふりお』と二冊いっしょに読んでみるのも楽しいかも知れませんね。