くんちゃんがお月見台めざして、木をどんどん登っていくシーンから、お話は始まります。この微妙な角度が娘には、とても新鮮にうつるみたいです。くんちゃんを追いかけながら、木々の虫たちや小鳥にも目をとめることに。14ひきの家族が協力して作ったお月見台には、数々のお供え物が飾られます。そしてもえるような夕焼け。そして日が落ち・・・
このあたりは、ぺーじをめくるごとに映画を見ているようです。とても色彩豊かでうっとりしてしまう。
そして待ちに待ったおつきさん。
娘も私もこのページで感嘆の声をあげるのです。お月見という日本古来の風習。最近ではちょっとわすれがちだけど、「おつきさん、ありがとうという」本来の感謝の気持ちを忘れずにいたいものですね。