14ひきのねずみシリーズの一冊です。おつきみの日の1日が描かれています。そう、お昼にお月見台を作るところから・・・この14ひき家族は、何をするのもみんなで準備してみんなで楽しみます。お母さんやおばあさんだけがあれこれ準備するんではないのです。
子どもたちだって、準備からかかわっているほうが気分も盛り上がりますよね。今年は我が家も、子どもと一緒に近所にすすきを取りにでかけました。
中秋の名月を眺めながら、自然の恵みに感謝する、そんな日本の慣わしを教えてくれます。そして、シリーズの他の作品同様、細かい描写が何度見ても飽きません。ストーリだけでなく、絵を楽しむ絵本なので、図書館で借りるだけでなく、手元においてじっくりと楽しみたい絵本です。