岩波の子どもの本は、素敵だなあって思う絵本が多いです♪
こちらもまた!
挿絵が『かいじゅうたちのいるところ』のセンダック。
文章が『はなをくんくん』のクラウス。
っていうだけでもうなんだかわくわくどきどきしてしまいます。
「ちいちゃい こどもたちの せつめい」と副題がついていますが
本当に、ちいちゃいこどもたちのせつめいって偉大だなあって
思います。ついつい忘れていたいろんなことを思い出させて
くれるのです。
「ては つなぐために」あったり、「ぼくにやらせてと うえ
にあげるために」あったり、「あなは ほるもの」だったり。
「ボタンは からだが さむく ならないように ついている
もの」だったり、「おひさまは いつ いちにちが はじまる
か おしえてくれるもの」だったり。
私はそれこそ、ちいちゃいこどもに戻った気持ちで楽しく
読んだのですが、娘はそれほどわくわくもしなかったみたいで。
それはもう、ちいちゃいこどもである娘にしてみたら
「あなはほるもの おっこちるとこ」なんて、あったりまえじゃん!
ってな気持ちなのだろうなあって思いますもの。娘が羨ましいわ。