1976年初版の古い絵本です。
お休みの日、お父さんがまえかけ(←この表現がレトロでgood)をつけて「カレーライスをつくろう」と言いました。
さあて、お父さんの料理の腕前、お手並み拝見・・・と思いきや。
「とうさんじゃいやだいやだ”」と、逃げていくお鍋や包丁たち。
それだけでなく、玉ねぎやにんじん・・・材料たちも「とうさんじゃいやだいやだ」 と逃げていってしまいます。
まぁ、なんとも不憫なお父さん!(笑)ちょっと可哀想になっちゃいました(笑)
でも、豪快に投網で捕獲しちゃったお父さん、ちょっとカッコイイかも?
子供たちと、大笑いしながら読みました。「おとうさんじゃいやなんだって〜♪」と、子供たちも大ウケ。“とうさん”がちょっと不憫ですが、最後はきっちりイイトコロを見せて終わりますから、この絵本を読んでも、父親の威厳を崩すことはなさそうです^^
むしろ、子供たちにこの絵本を見せて、ぜひともお父さんに「カレーライス作って〜♪」とおねだりさせたいものです。