息子が学校から借りてきた本です。
私の父親の大河ドラマ好きに刺激されたのか、買い与えた「日本の歴史シリーズ」のおかげか、はたまたたまたまなのか、テレビの「天地人」をそろって見ることになった我が家。
正直申せば、私はこの年まで直江兼続という人物を知りませんでした。
私もこの本によって新たな発見をしました。
この本の良いところは、児童向けに書かれていることに加え、ひとつの推論で歴史を語っていないところです。
史実は史実として説明し、間を埋める不確かな事実については、実際の資料を使ったり、史実の断片を使って「こう言われているけど、本当はこうだったかもしれない」とわかりやすく説明しているところです。
書かれたこと、聞いたこと、見たことを単純に鵜呑みしてしまう子どもたち(大人もそうですが)にとって、歴史を語る時とても重要なことだと思います。
これからのドラマの展開が楽しみになった父子でした。