ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

  • かわいい
  • ギフト
新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ピカドン」 ぼのさんの声

ピカドン 作:木下蓮三
絵:木下小夜子
出版社:ダイナミックセラーズ出版
税込価格:\2,200
発行日:2009年08月
ISBN:9784884933333
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,508
みんなの声 総数 4
「ピカドン」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • かなり残酷ですが、見せてよかったです。

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子15歳、女の子13歳、女の子8歳

    8月6日は、広島に原爆が落とされた日ですね。
    年に一度、この季節だけでも、戦争や平和について考えたくて(子どもたちに考えて欲しくて)、ちなんだ絵本をリビングに飾ってます。

    その中の1冊。最近古本屋さんで格安ゲットした絵本です。(残念ながら、絶版かもしれませんね。)

    「1945年8月6日 午前8時15分、広島市民の上に、人類史上初めて、1発の原子爆弾が落とされた。
    人々はその時の太陽の百倍の閃光を“ピカッ”と言い、続いておそった衝撃波を“ドン”と呼んだ。」

    かなり分厚い絵本ですが、文章はたったこれだけ。後はすべて絵です。
    戦時中であっても、さわやかな朝の光の中で、いつものように働きに出かける人々。笑い合う子どもたち。赤ちゃんにおっぱいを飲ませるお母さん・・・。
    それを、一瞬でぶち壊した、恐ろしい“ピカドン”
    目を覆いたくなるような、残酷なシーンも、ありのまま描かれています。
    なので、小さい子には、見せない方がいいかも。

    小3の次女にも、かなりショックだったようで、いつも朗らかな彼女が、お風呂の中でも、ベッドの上でも、溜息をついたり、おびえた様子を見せたり・・・。
    「まだ、早すぎたかな。」と、後悔しかけた私。

    でも、窓に、次女が神様に宛てた手紙が貼ってありました。

    「かみさまへ

    これは、わたしのたいせつなおねがいです。わたしは、さっきピカドンの本をよみました。
    いい人だったのに、ばくだんでしんじゃったので、このひろいちきゅうで、全国でせんそうをやろうとしてる人をとめてください。
    せかいを、全国をしあわせに、せんそうをにどとしないようにしてください。
    わたしのほんとうのおねがいです。
    これで自分がいいたいことをかけて、うれしいです。
    どうか、どうか、このねがいをかなえてください。
    みんながしんだらかわいそうです。」

    やっぱり、読んで(見せて)よかったと思います。
    私たち、戦争を知らない親世代ができることは、こうやって戦争の恐ろしさ、愚かさを、子どもたちに伝えることだけですものね。
    いつか、子どもたちと広島へ行ってみたいです。

    投稿日:2009/08/07

    参考になりました
    感謝
    1

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ピカドン」のみんなの声を見る

「ピカドン」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / もこ もこもこ / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは / ぐりとぐら

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



2025年 今、読んでほしい!この絵本・児童書14選 レビューコンテスト

みんなの声(4人)

絵本の評価(4.6)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット