ここに登場してくるお化けはこわいという感じはなく、愛嬌のあるおばけたち。
なのでおばけが苦手なわが子もお化けの世界を楽しんでいました。
題名の「ばむけ」というのもいまいち意味がわかりませんし、なんだかそういうナンセンスなところがとてもこの絵本の面白さを象徴している気がします。
主人公の女の子の名前もきのこ。変わっていますね。
ばむけのおつかいに一緒に付き合うシーンがとても愉快です。
うらめし食品、くらやみ薬局、おそろ歯科、もののけカフェ、あやかし幼稚園・・
登場するキャラクターだけでも面白いのに、ネーミングも遊び心いっぱいで読んでいるほうも楽しめます!
ぶきみだんご?ってどんな味なんでしょうね。
最後は、扉をくぐるといつもの町・・
よくある結末ですが愉快な気分になれる楽しい絵本でした。