ジャック・デュケノワは、フランスの絵本作家兼幼稚園教師。
おばけのシリーズが沢山出版されており、その最新刊にあたります。
シリーズなので、フランスでは人気があるのでしょう。
今回は、主人公のおばけのパコームが屋根裏の掃除をするシーンから始まります。
そこに現れたのは、クモ。
クモが苦手なパコームでしたが、クモを金色に変えるととても綺麗になって、何と一緒に遊べるようになったのです。
黒に金色が映えて、とても美しい絵本となっています。
金色のクモは、愉快な動きをしていて、小技が効いた演出を醸し出していると思います。
ストーリーとしても纏まっているので、別の作品も読んでみたいと思います。