ちょうちょを待つオオイヌノフグリが主人公。
精密な絵のおかげもあってか
最初の数ページは単調な内容に思えたのですが、
読み進めて行くとオオイヌノフグリの期待や落胆が描かれていて
読む方も自然と気持ちが入ってしまいます。
「そんなことあるよね・・」なんて感情移入しながら読んでいました。
諦めかけたとき、1羽のちょうちょがやっと止まってくれたのには
こちらまで嬉しくなってしまいました。オオイヌノフグリの喜びも可愛い^^
丁寧でリアルな絵ですが、葉や花の向きや伸び方で
そのときどきのオオイヌノフグリの感情が良く表現されていて
とても面白かったです。
娘も「おもしろ〜い!もう1回読む」と楽しんでいました。