小学生の娘が、朝の読み聞かせで読んでもらって面白かったと教えてくれました。
「おばあさんがしんだのでおじいさんはひとりぼっちになってしまいました」という衝撃的なセリフから始まる物語り。でもおじいさんは、大好きだったおばあさんのおだんごスープをつくることによって、少しずつ生きることへの喜びを見いだしていきます。
丁寧に描かれた絵が、おじいさんの心の変化を上手に表していると思います。
タイトルや絵のタッチから外国の民話だと思い込んでしまったのですが、日本の作者コンビによる作品でした。
心温まる素敵なお話で、大人にもオススメです。