「これ、なあに?」「かぼちゃ!」
「これは?なにかな?」「う〜ん、ねぎ!」
白と黒のみで切り絵のように表現された、野菜の「おなか」が目に入ります。
ページをめくると、今度は色つきのリアルな野菜の絵。
最初に私が絵本を見たときは、地味で子供向けじゃないな〜と正直思ったのですが、
3歳の娘のリクエストがすごいです。
台所で「きゅうり食べる?どうやって切ろうか?」
と声をかけると、「絵本と同じ!やさいのおなか!」と返事が返ってきます。
丁度夏だったので、きゅうりとトマトを畑からとってきて、
毎日のように食卓に上る時期。
ついうっかり細切りに切ろうものなら、大騒ぎでした。
もちろん、四季折々の野菜なので、いつの季節でもOKです!
たまに、「僕は○○ちゃんの嫌いな玉ねぎだよ!でも、よく煮ると甘くて美味しいんだ。」
など、お話してあげても喜びます。
「今度からはちゃんと食べるよ〜!」とお返事が。
食育にもぴったりの一冊です。