このシリーズ、小さい子向けのコーナーにあり、初めは2歳の妹がもってきました。
が、5歳の娘にも聞きなれない言葉がたくさん出てきます。
まず「じょおうさま」。お姫さまではなく、女王さまなのですね。
パジャマではなく「ねまき」。「そのよる」ではなく「そのよ」。
子ども向けのわかりやすい言葉を選んで使いがちな自分にとっても新鮮な響きでしたし、5歳の娘にも耳に残る単語だったようです。
お祝いの式でテープをきるのはじょおうさま。だれかがかなしんでいるときに、そばにいってなぐさめるのもじょおうさま。
2歳の娘には、お話の内容はまったくわからないようでしたが、「うさこちゃん」「おてがみかいてる」と絵で楽しめたようです。
5歳になると、ずいぶんわかるようになり、「じょおうさまのしごと」についていろいろ考えたようです。
ふとゆめがさめ、「おもしろかったな」と終わりますが、あとに余韻を残すような、深い物語だなあと思いました。