「しあわせの絵本」レビュー大賞でいただいた100冊の絵本の中の1冊。
色鮮やかな表紙の絵に惹かれ、読んでみたいと思い、リクエストしました。
画面ではわかりませんでしたが、実際に手にとって見ると、金の輝きが見事で、
まるで日本の伝統工芸品を見ているような、うっとりする華やかさがありました。
娘も、表紙に見惚れ、見返しで再び感嘆のため息をもらし、
指で1本1本の線をなぞるようにしながら、こまやかな描写を堪能していました。
4面に描かれた256頭のゾウの絵は、まさに巨大壁画のようで、圧巻です。
そして、おはなしは・・・機知に富み、数学的!
数字の桁がどんどん大きくなっていくのですが、算数が何より苦手な母は・・・
「20日目」くらいになると、すでにお米の粒の数が読めない!!
1の位から、「一、十、百、千・・・・」と数えて、桁を確かめている私に、
娘は、さらっと、「五億三千六百八十七万・・・・」と教えてくれます。
「すご〜い! よく読めるね〜!」と、妙なところで感動してしまった母でした!!