さんすうのむかしばなしという サブタイトルがついていますが、
「算数」という言葉を意識して
お勉強の本だと思わない方がいいと思います。
絵も美しいし
むかしばなしという物語として、
ゆっくり読んでいくと。。。
数字の倍々ゲーム、
まどわされてしまうトリックなんですよね。
「1つぶのおこめ」という微々たるものから、
おなかをすかせているひとたちみんなが食べれるだけの数を
ケチな王様から奪い返すことができたということ。
ラーニという女の子の勇気と知恵も素晴らしい。
私たちも生きていくうえで
数字はあらゆるところで使われ、
覚えていかなければいけません。
いいことで倍々に増えることも
悪巧みで倍々に増える恐ろしさも、
冷静に落ち着いて判断することが大切ですね。
こういうところが絵本から学び取れました。
まだ読んだことがない方は
ぜひ読んでみてとオススメしたいです。