1989年の佐々木 マキさんの作品ですが、佐々木さんと言えば我家の次男は「なぞなそライオン」がお気に入りです。
実は、こんなに絵本を書いていたとは知りませんでした。
お話は、ぶたより走るのが遅いおおかみが主人公。
ぶたを食べたいと博士に相談すると、ぶたのなる木のたねを貰います。
全くあり得ない設定が、何とも楽しく大人と子供も夢中になること受け合いです。
そうのマラソンとかもあって、独特の佐々木ワールドが展開するのですが、読んでいて掛け値なしに楽しめる絵本だと思います。
ぶたがなる木の絵は、なんかそれっぽく描かれていて、あまり違和感のないのが不思議です。
ただ、我家でおおかみとぶたの組合せと言えば、やはり宮西 達也さんのシリーズ。
楽しさの中にもほろりとさせられるところがあり、そのストーリー展開が秀逸なので、宮西さんのシリーズの方の評価が高いという結果でした。
とは言え、この作品はあり得ない設定が最高です。
続編も是非読みたくなるオススメの作品。