トカゲと海鳥の交流を描いた絵本です。
ただ、普通の物語ではなく
自然の中でいつも通りに暮らしていた海鳥の海に
ある日突然油が浮かんで
沢山の鳥が亡くなってしまうんです。
これ似た話、実際にテレビで見たことがあります。
重油が流れ出して沢山の鳥や魚が死んでしまったこと。
意図的に油を流しているわけではないけれど
でも、そのことによって命を落としてしまう動物がいる。
実際に日本でもあったことだけに
他人事だとは思えませんでした。
それだけの話ではなくって
トカゲがウミスズメの子に向かって応援するセリフ
こういう前向きなところは
自分自身に置き換えて励まされる人もいるかもしれません。