仲間の中で一匹だけとべないホタルがいて、そのホタルを主人公にしたお話です。
シリーズの最初だから、色々と伏線があるのでしょうが、ちょっときれいすぎて疑問を感じます。
とべないホタルの代わりに、自ら捕まりに行ったホタルの自己犠牲を単純に思いやりと言っていいのでしょうか。
別の方法はなかったのでしょうか。
びょっとしたら死んでしまったかもしれない行為を、許容してしまうのは道徳的ではないような気がします。
とべないホタルは、障がい者と思って良いでしょうか。
そんなホタルを仲間で守っていこうとする一体感には感動しました。
とにかく次の巻が気になります。