アンガスは知りたがりのスコッチテリア。一番知りたいのは庭の生垣の向うから聞こえるやかましい音。ある日、スキを見つけて生垣の向うへ。そこには二羽のやかましい鳴き声のあひるが。最初、アンガスは吼えておいたてます。ところが、あひるの大反撃。シッポをつつかれ、退散し、家に帰ってソファの下にもぐりこみます。そして、一、二、三分間なにも知ろうとは思いませんでした。
スコッチテリアが好きな私は、この絵本がとても好きです。スコッチテリアの毛並みの動きなどが、本当にかわいらしく思えます。マンガの「動物のお医者さん」で動物は写実的に描かれたほうがかわいいと思いましたが、この絵本でもそう思います。
最後の1、2、3分間、何も知ろうとは思わなかったというのがユーモラスな終わり方で気に入っています。
ちょっと、地味目ですが、あひるのシーシシシシシュという泣き方など、娘も一緒に読んでくれるので、好きなのかなぁと思っています。やっぱり、好奇心旺盛で失敗しちゃうところに共感するのでしょう。