長女の教科書に「かさこじぞう」があるので、いろんなバージョンを聞きたいらしく、これも読んでみました。
この本を読んで思ったのは、この夫婦がとてもいい人だなあということです。
おじいさんがかさをかぶせたのは誰の目に見ても優しいと思いますが、その話を聞いて
「いいことをしてあげましたね。」
と、お金がなくて生活に余裕がないのに、おじいさんを責めることなくむしろほめてあげるおばあさんがまた優しいです。
私だったら
「うちの生活は余裕がないのに、なんてことを・・」
と思うと思いますが、このおばあさんは本当に心きれいな人です。
このお話では、おじぞうさんが恩返しをしてくれますが、現実の世の中も心やさしくいい人がこのように幸せになれる世の中であってほしいと思いました。