暑い夏、チクチク村に飛んできたのは、4百万匹のハチの大群。
みんながハチに刺され、どうしたものかと話しあい、出てきた案が、ジャイアント・ジャム・サンド。
大きなパンに、イチゴジャムをぬって、それをわなにしてハチをつかまえ、一網打尽という作戦です。
そこからがとってもおもしろいです。
パン生地をねって、それこそ山のように大きいパンを形づくり、それを運ぶのに、車50台。
12時間もかかって焼き上げるんです。
大きな大きなのこぎりでパンを切り、バターとジャムを運ぶのはトラクター。
パンにいっぱいのジャムをぬったところに、ハチの大群が押し寄せて、上からパンを重ねて挟み撃ち。
パンを焼くにしろ、運ぶにしろ、とにかく、桁外れの大きさと豪快さが、実に爽快です。
わが子の感想は、「こんなんやってみた〜い。」でした。