『WHY THE CHIMES RANG』(鐘はなぜ鳴ったか)というクリスマスストーリーが原作。
丘の上の大きな教会には古い塔があり、そこには鐘がつるされていたのです。
その鐘の音はもう長い間鳴っていなかったのです。
ところが、そこから遠い村に住む貧しい兄弟の行いがその音色を蘇らせるのです。
兄のペドロのしっかりとした態度に感心しつつ、
その子どもらしい心情にも共感できました。
なにより、兄弟のまっすぐな気持ちが伝わってきて嬉しくなりました。
クリスマスの本当の意味を教えてくれたような気がします。
淡いタッチの絵がとても雰囲気ぴったりです。
なかでも教会の中の光の描写は素晴らしいです。
大切にしたいストーリーでした。