クマにズボンのお直しをたのまれたタヌキは、職人にやってくれるようたのみますが、どの職人もそれぞれ忙しくて断ります。
そこで、店主のタヌキが自分で裾の丈をつめたのですが、後から職人たちが「さっきは断って悪かったな」と丈つめをしてくれ、ズボンは短パンのようになってしまいます。
そんなお話の展開がおもしろく、短くなったズボンに子供たちも「あ〜〜」と声を上げ、どうしようかと考えていました。
タヌキと職人がもう少ししっかり会話をしていたら、こんなミスはしなかったのかもしれません。人と人とのコミュニケーションが下手になってきている現代を風刺しているようにも思えました。