物語を書いたのが10歳の小学生ということに驚き、その思いやりと感性に感動しました。
だから小学4年生(10歳)にお薦めします。
働き者のやぎさんは、みんなから慕われています。
雨が降って宛先が読めなくなってしまったお届け物。
いつも配達して回る先のお客さんに問い合わせて回ります。
だけどわからない。
そして結末は…。
美沙希ちゃんの思いやりや構想にあれこれ大人の目でケチをつけてはいけないですね。
なによりも、大人にしても描ききれない世界なのです。
読んでいてとても気持ちが良くなりました。
美沙希ちゃんの人を思いやる心の優しさがとても伝わってくるのです。
子どもたちに美沙希ちゃんの人を思いやる心が伝われば良いと思います。
物語の純粋さも快適です。
この杉本美沙希ちゃんの世界をみごとに具現化したとりごえさん。
でしゃばらす、小学生の視点から描いていてGOODです。