私がこの本と出逢ったのは高校の図書室でしたが、
空想と現実をまだ行き来できる年頃に読みたかったなぁ、
と思っています。
きっと、この世界観をもっともっと楽しめたことでしょう。
重厚な本の装丁も素晴らしく、
欲を言えば、ヘビが立体的に金色をしているともっと素敵ですが、
バスチアンが手にしているその本を、
まるで自分も手に取っているかのように感じてドキドキしました。
なので、この本を文庫化してしまうのは、
本当に本当にナンセンスだと思います・・・;
挿絵も、少しミステリアスで、
ファンタージエンのイメージを掻き立てられました。
かなりボリュームのある本ですが、
必読な1冊だと思います。