「魔法のベッド1」で南の島へ行くお話は読んだのですが、いかにも続編がある書き方で終わっていたのに、続編がなく南の島と過去へ行く二編が収録されているこの本を読むことにしました。
前篇では、もう二度とプライスさんには会えないような感じだったのですが、もう一度会えるんですね。
厳格だけど子どもの気持ちはわかってくれるプライスさん、頼りになるし好印象です。
同じ時代でもアクシデントはありそうですけれど、過去へ行くとなると歴史を変えてしまいそうでハラハラしました。
イギリスの歴史が感じられるのも興味深かったです。
息子には読み聞かせをしたのですが、文章も格調があり読みやすかったです。
読み終わってファンタジーはやはりいいなあと思いました。
メアリー・ノートンというと「床下の小人たち」が有名だと思いますが、こちらの方もスケールがありおもしろいお話だと思います。