子供を食べ物にして、一緒に遊んじゃえ、というお話です。
実は、うちでもよくやる遊びの一つ。
息子の尻の辺りをなでながら、
「もうそろそろ、食べごろになってきたね。こんがりと焼いて食べようかな、それとも、クリームと一緒に煮ようか。さあて、手を合わせて、美味しくいただきます」
とからかっちゃいます。
ちょっと前までは、本気にして「食べないで〜!!」と半泣きしていた息子。
その様子がちょっと可愛くて、つい、
「えーでもお〜父さんと母さんはさ、ここから山を三つ越えたところにある、○○←(息子の名前)の木から、一番元気で、一番おいしそうで、一番太った○○をもいできたんだよ〜。
それで、食べるのを楽しみにしてきたんだよ〜」
と事細かにでっちあげた作り話をしてしまう、悪い母なのでした。
(一度、息子のお友達に、真顔で「○○くんのお母さんは、○○君を食べるの?」と聞かれて、ちょっと冷や汗をかきましたが)
今では、もちろん、冗談だと分かっているのでこの遊びも大好き。
心底食べられるのを喜んでいます。
だもんで、この絵本も大うけです。
この絵も、お話も、にやにやしてしまうほど、味があるんです。
(ピートの笑顔が本当に可愛らしい!)
どこの世界の親も、おんなじ遊びをやってるんだなあ…と面白く感じました。
もちろん、絵本を読んだ後は、子供を美味しくいただく遊びをピッツァバージョンでやりましたとも!