菱木晃子さんのお話を聞いて『海の島』を読んで、冬休みだし何か長編が読みたいと思い、引き続き菱木さんの翻訳本を読みました。
8歳の少女・ヴィン二は、夏休みの間、離れて暮らすパパと日曜日島で過ごします。
両親が離婚していて、それぞれにパートナーがあるあたり、少し切ないほろ苦い感じや子どもなりに気を遣っている様子が感じられました。
「子どもを愛するイエスさま」の歌の歌詞の内容のヴィンニなりの解釈を読んだ時、父譲りの言葉の感覚が鋭い子なんだなあと思いました。
途中でもうすぐ小学3年生になるという記載がありますが、対象は中学年以降でしょう。
続きもあるようなので、ヴィンニのこれからの成長ぶりが楽しみです。