都会のネズミのミリーが、トムというネズミに出会い、
結婚式に至るまでを、丁寧に、時にはハラハラするシーンも
含めながら描かれたおはなし。
ネズミたちは、ふさふさの毛並みがわかるくらいリアルです。
同作者の「とかいのネズミといなかのネズミ」を読みましたが、
それよりは、淡い色彩で、ほのぼのとした感じ。
(私は、「とかいのネズミといなかのネズミ」の絵の方が好きでした)
ミリーのともだち、いなかのティリーにウエディングドレスを縫ってもらったり、
新居の改装にトムのともだちが手伝いにきてくれたり、
トムの弟のサムが、指輪を運河に落として大変だったり・・・
と、結婚式までの準備に大わらわ。
実際も皆さん、こんな感じなんでしょうね。
(私は、式をあげなかったから・・・)
娘はどういう気持ちで聞いてくれたかな?
私は将来の娘のことを考えながら、楽しく読みました。