2歳の子供と読みました。
キャベツのキャベツ君と、ブタのブタヤマさんのお話。
おなかが減ったブタヤマさんの「キャベツ、お前を食べる!」というセリフ、なんて率直で、なんて大胆なんでしょう!
食べられまいと必死の(?)キャベツ君、「僕を食べたらキャベツになるよ」と応戦します。
けなげなキャベツ君!と思いきや、
「ブタヤマさんはブタは食べないの?」なんていう、ブタヤマさんをぐさりと指す、これまた率直で大胆な質問には、
子供より私のほうがたじろいでしまいました(笑)
子供は「ぶきゃ!」というブタヤマさんのセリフに大爆笑しています。
何度も何度も読んでとせがまれ、読むうちに、私もなんだか楽しくなってきて、忘れられない本の1つになりました。
長新太さんの、味のある絵がなせる技でしょうか。