一見すると、ちょっと不気味な絵のような気がしますよね、この絵本。
もしかしたら、子どもたちも自ら手を出しにくい絵本かもしれませんね。
私が子どもたちに読み聞かせをしたときの話です。
最初は食い付きが悪いな〜(汗)と、正直感じたんですが・・・
読み進めるうちに子どもたちが絵本に釘付けになっていく様子が表情で読み取れました。
特に「なんだか きみは おいしそうだねぇ・・・」と言う熊のセリフを読んだときの顔と言ったら忘れられません(笑)
絵本を読み終えると、「食べられなくて良かったね〜」と口々に意見を言う子どもたち。
挙句の果てには「お腹すいたー」と朝なのに言っていました。
子どもたちは主人公の「ぼく」と一緒におなかのすくさんぽに出かけていたようです。
子どもたちが自分たちから読まないような絵本を選んで出会わせてあげるのも、
たまにはいいのではないかな〜と思います。