過去読んだ2冊が強敵との戦いだったので、今回もそういう話かなと思いながら読みましたが、戦いのハラハラ感とは違うドキドキと最後は心がホクッとするようなストーリーでした。
ビッグホーン達は黒川先生が作ったキャラクターですが、恐竜達の特性を細かく描かれているので「こんな状況の時はこうだったんだろうな」とリアルに感じられるのが、このシリーズの好きなところです。
プテラノドンの卵を盗んだオビラプトル、ストーリーの最後でリトルホーンと一緒にプテラノドンに謝って許してもらったのは、最近の研究で「タマゴどろぼう」という名前をつけられたのは誤解だったと分かった黒川先生の優しさかな、と思いました。